肌荒れの悩み

乾燥しやすい時期だけじゃない!よくある肌荒れの悩みと対策

乾燥しやすい時期だけじゃない!よくある肌荒れの悩みと対策

冬などの乾燥しやすい時期に起こりやすいのが肌荒れです。しかし、乾燥しやすい時期以外でも起こりうるものですので、常に気をつけなければいけません。すでに肌荒れにお悩みの方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、よくある肌荒れの悩みと対策について、詳しくご紹介いたします。

肌荒れのメカニズム

まず知ってほしいのが肌荒れのメカニズムです。どのような仕組みによって肌荒れが発生するのかを知ることはとても大切なことです。

そもそもハリ・ツヤのある正常なお肌が維持されているのは、ターンオーバーという生まれ変わりによって成り立っています。お肌は4つの層によって構成されており、表面にある表皮が約2週間で自然と剥がれ落ち、1ヶ月前後のサイクルで次に控えている細胞と入れ替わることによって常に新鮮な状態となっているのです。そのため表皮が仮に劣化してしまったとしても、サイクルごとに新しくなるので気にならないのです。しかし、このサイクルに異常が発生するとお肌の状態もベストな状態で維持することが難しくなります。

1ヶ月前後のサイクルが理想的であるのには理由があります。1ヶ月以上かかってしまうと古い角質層が表面に留まった状態になるため、くすみや乾燥の原因となってしまうでしょう。反対に1ヶ月未満の早いサイクルですと、未熟な状態の細胞が表面に来てしまうため、十分な機能を果たすことができません。遅くても早くてもダメージがありますので、ターンオーバーのサイクルを乱差内容にする必要があるのです。

このターンオーバーのサイクルが乱れてしまうことによって、お肌の本来のパフォーマンスを発揮できなくなるため、肌荒れが発生してしまうのです。

肌荒れによって発生する問題

肌荒れ状態になった場合に発生する問題としては、以下が挙げられます。

乾燥

表面がごわついて粉を吹いた状態になるのがお肌の乾燥です。肌荒れの中でも代表的な症状と言えます。乾燥することで見た目が悪くなるということと、しわなどが深く刻まれてしまいやすくなるという点が問題です。お肌のバリア機能も低下しているため、放置すると徐々に悪化してしまうのです。

ニキビ

お肌のバリア機能が正常に機能していないことによって、皮脂や古い角質が毛穴に対して溜まりやすくなってしまいます。それによって炎症を起こしてしまうとニキビとして表面化するでしょう。あごなどのフェイスラインや口周りに出来るニキビは特に厄介で、治りにくく繰り返しできてしまう傾向にあります。

赤み・かゆみ

バリア機能が低下していることで、お肌がダメージを受けやすい状態になると赤みが発生します。見た目に赤いだけでなく、敏感肌のように刺激に対しての耐性がほとんど無い状態です。湿疹ができて痒みが伴うケースもあります。湿疹やかゆみが発生していると重度の肌荒れになりますので、早急に皮膚科の受診が必要となります。

上記の症状はそれぞれ独立したものと思われがちですが、肌荒れによって引き起こされていることが多いでしょう。該当する症状があるという方は、肌荒れを疑いましょう。

生活習慣が原因になる

肌荒れと生活習慣には深いつながりがあります。以下のようなポイントに注意するといいでしょう。

生理

女性特有のものですが、生理の時期になるとミネラルやビタミンが不足するため肌荒れが起こりやすくなります。定期的に訪れるものですので、その時期だけ肌荒れが発生するのであれば原因として考えられるでしょう。体の仕組みとしてどうしようもないことですので、不足しがちなビタミンやミネラルなどの成分を補給することで補うことがおすすめです。

睡眠

睡眠時間が足りていなかったり、睡眠の質が低かったりすると肌荒れに繋がります。そのためには決まった時間に就寝するという習慣や、ぐっすりと眠ることが出来るように寝具などにも気を使うといいでしょう。睡眠の直前までスマートフォンの操作などをしているとブルーライトの影響もあるのでよくありません。いかに自然に快適な睡眠に入れるかということを考えた上での生活にしましょう。

便秘

便秘も肌荒れの原因の一つです。とくに女性の場合にはよく便秘担ってしまう傾向にありますので、できるだけ食物繊維を積極的に摂取するなど、便秘になりにくい取り組みが求められます。肌荒れだけでなく体調を整えるためにも便秘にならないようにしなければなりません。

何よりもまずは保湿をしましょう

肌荒れを改善、あるいは発生させないために大切なことは『保湿』です。もちろん生活習慣の見直しなども大切ですが、しっかりと潤った状態であれば肌荒れは起きにくくなります。まずはクレンジングや洗顔から見直しましょう。洗浄力が強すぎる場合や、お肌に合っていない洗顔料を使用しているとお肌の潤いを失う原因となります。汚れやメイクをしっかりと落としつつ、お肌に対してぴったりな洗顔料を見つけましょう。

洗顔後や寝起きなどに使用する保湿クリームや化粧水の使用も重要です。さまざまな種類が市販されていますので、ご自身のお肌に合った組み合わせを見つけた上で、毎日欠かさずお肌に塗布するといいでしょう。とくに冬などの乾燥しやすい時期には普段以上に保湿を心がけなければなりません。

それ以外では、サロンでの美容に関する施術も効果的です。セルフケアを上回る効果に期待ができますので、定期的にサロンで施術を受けることをおすすめします。プロによるお肌に関するアドバイスも受けられるので安心です。

まとめ

お肌が荒れてしまうことで見た目が悪くなってしまうだけでなく、さまざまな問題が発生してしまいます。それらがまたさらに新たな問題を生んでしまう可能性もありますので、常に肌荒れしていない状態にしておくようにしましょう。セルフケアも大切ですが、サロンなどでお肌のコンディションを整えることも必要です。

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